サブスクリプションとは
サブスクリプション(Subscription)は、購読予約や、定額制、券購入、署名といった意味があります。
初期のサブスクリプションは、18世紀のドイツで出版社のコストカバーを目的に、まだ印刷されていない本を予約販売し、購入者には割引をするといった販売方法として、慣行的に出版業界から普及していきました。
日本では、2012年にソフトウェア会社であるアドビシステムズ株式会社(Adobe Systems Inc)が、往来のパッケージソフト型から、月額課金制のAdobe Creative Cloud(サブスクリプション方式)に転換したことにより、急成長を遂げました。この成功例から「定額制サービス」が話題を集め、わたしたちの生活に浸透し、市場の可能性が広がっていきました。
現代の急速なIT分野の成長に伴い、ネット決済やSNSの普及が後押しをし、消費者の価値観が「所有する」から「利用する」「体験する」に変化してきています。
音楽・動画配信サービスや飲食店、アパレルだけにとどまらず、子どものおもちゃ、眼鏡、求人サイト、欧米では「旅客機回数無制限乗り放題」の定額制サービスといった新しい分野にも取り入れられ始めています。
サブスクリプションをビジネスへ
サブスクリプションのビジネスは、あらゆる業態・業種が参入し急激にマーケットを広げています。
定額サービスという、「定期購読型」を提供する商品の数や利用期間だけでは生き残れない時代になってきました。
商品数や一定時間の利用する期間に対して、どのような対価や価値が支払われるのか、
消費者の目線が益々鋭くなってきています。
また、満足してもらってリピートしてもらえる「飽きさせないような継続的な新しい情報」を繰り返し提供する中で、サブスクリプションの可能性が広がってきます。
2019年12月に設立した「日本サブスクリプション協会」(通称:サブスカ)では、消費者調査を通して商品やサービスの魅力度、イメージ、購入の意欲、継続に不可欠な要素などを調査し、分析をおこなっています。
また、調査を通して、商品の課題や成果を浮かび上がらせることで、サブスクリプションの可能性、未来を創造していきます。個別での調査も承りますので、詳しくはお問い合わせください。
団体概要
名称: 日本サブスクリプション協会(通称:サブスカ)
代表者:田中章雄
住所: 105-0001東京都港区虎ノ門1-8-5(ブランド総合研究所内)
URL : https://subsca.com
Email: subsca(AT)tiiki.jp ※(AT)を@に変換してください